子どもの虫歯を予防しつつ、歯を強くする「シーラント」
親であれば誰でも子どもの歯はむし歯になってほしくないものです。
子どもの時は歯磨きを面倒くさがったり、お菓子をしょっちゅう食べたりと虫歯になりやすい状態です。
勿論、虫歯予防には歯磨きをはじめとする定期的な日頃のお手入れが必要なことは前提ですが
歯医者でも虫歯予防に効果的な処置を行っています。
あまり皆様に知られていない「シーラント」という処置がありますのでご紹介していきます。
Contents
子どもの虫歯予防に最適な『シーラント』
シーラントという言葉を聞いたことがありますか?
当院でも様々な親御様に勧めていますが、知っていたという方は少ないです。
ただ、勧めるとほとんどの親御様が喜んで実施してくださいます。
虫歯予防+歯を強くしてくれる効果
例えば奥歯等は中々歯ブラシが届きづらく、歯の溝に歯垢や食べかすが溜まりがちです。
この歯の溝の隙間をプラスチックのような物で埋めてしまうことで、予め虫歯予防を行います。
シーラントにはフッ素も含まれているので歯を強化してくれる効果があります。
虫歯を予防しながら歯も強くしてくれるという成長期のお子さまにはぴったりの処置です。
『シーラント』が行える年齢
シーラントはおもに永久歯が生えてくるタイミング(5歳~13歳)が最適です。
生えてきたばかりの歯はまだ弱かったり虫歯になりやすい状態なので
予めシーラントで予防しておくと安心です。
歯の生え変わる時期はお子さまによって変わるのでまずは歯科医師に相談し指示を仰ぎましょう。
『シーラント』の治療の流れ
シーラントの治療は簡単で、お子さまへの負担も少ないです。
①予め歯のクリーニングを行い、汚れを落とします。
(虫歯がある場合は虫歯治療から行います)
②歯にシーラントを接着させるための薬を付けます。
③シーラント剤を歯の溝に流し込み、光を当てて固めます。その後表面を滑らかになるように調整
嚙み合わせの確認を行います。
『シーラント』を実施した後に気をつけること
シーラントは虫歯予防に非常に効果がありますが
日頃の手入れを怠れば虫歯になる可能性は高まります。
歯磨きや毎日のお手入れはしっかりと行いましょう。
『シーラント』の効果期間は約半年
一般的にシーラントの効果期間は約半年ほどと言われています。
個人差はありますが半年も経つと次第にすり減ってきてシーラント自体が取れてしまいます。
取れてしまっても問題はないので、急いで処置する必要はありません。
定期的に歯科検診を行い、次はどのタイミングで実施するか歯科医師の指示を仰いでください
学園都市にお住まいで小児歯科をお探しならぜひ当院へ
当院は神戸市営地下鉄西神・山手線「学園都市駅」から徒歩2分の立地です。
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