6歳からの大イベント!子どもの歯の生え変わり、親が知っておきたいこと
お子さまが5〜6歳になると、いよいよ乳歯が抜け始め、大人の歯である永久歯が生えてくるという大きな成長の節目を迎えます。
この時期は「混合歯列期」と呼ばれ、乳歯と永久歯が混在するため、お口の中の環境が大きく変わります。
今回は、親御さんが特に知っておきたい「歯の生え変わりのギモン」と「注意したいポイント」について解説します。
Contents
1. 歯の生え変わりの基本的な流れ
いつ頃から、何本生え変わるの?

多くの場合、下の前歯から抜け始めます。この時期に最も大切なことは、乳歯の一番奥のさらに奥に生えてくる「6歳臼歯(第一大臼歯)」の存在です。
見逃さないで!「6歳臼歯」とは
6歳臼歯は、乳歯とは交換せずに新しく生えてくる永久歯です。食べ物を噛み砕く主役であり、これからの歯並びや噛み合わせの「土台」になる、とても重要な歯です。
- 生える場所:乳歯列の一番奥(第二乳臼歯の後ろ)
- 注意点:生えたばかりは背が低く、歯ブラシが届きにくいため、非常に虫歯になりやすいです。他の歯より意識して奥まで磨くようにお子さまに伝えましょう。親御さまがしっかりと仕上げ磨きを行うのも効果的です。
2. 親御さんが特に注意したいトラブルと対処法
生え変わりは個人差が大きいですが、「あれ?ちょっとおかしいな」と感じたら、すぐにご相談ください。
トラブル1:乳歯が抜ける前に永久歯が生えてきた(二枚歯)
特に下あごの前歯でよく見られる現象です。永久歯が乳歯の舌側(内側)に重なって生えてきてしまい、乳歯がグラグラしないまま残ってしまいます。
- 対処法:多くの場合は、そのまま様子を見ているうちに乳歯がグラグラして抜け落ちますが、永久歯の生える方向がおかしい、または乳歯が全く動かない場合は、乳歯の抜歯が必要になる可能性があります。一度ご来院ください。
トラブル2:乳歯が抜けたのに、なかなか永久歯が生えてこない
乳歯が抜けた後、数ヶ月経っても永久歯が出てこないと心配になりますよね。
- 対処法:ほとんどの場合、永久歯が出てくるのが遅れているだけですが、ごく稀に「永久歯の先天的な欠如(生まれつき永久歯がない)」や、「過剰歯(余分な歯)」が邪魔をしているケースもあります。心配な場合は、レントゲン撮影で永久歯が顎の中で準備されているかを確認できます。
トラブル3:グラグラしているのに、なかなか抜けない
なかなか抜けない乳歯を無理に抜こうとすると、お口の中を傷つけたりする可能性があります。
- 対処法:清潔に保ちつつ、自然に抜けるのを待ちましょう。食事で食べ物を噛むこと自体が良い刺激になります。どうしても不安な場合や、炎症がある場合はご相談ください。

3. 生え変わり時期の「仕上げ磨き」のポイント
乳歯と永久歯が混ざるこの時期は、歯の高さもバラバラで、特に磨き残しが増えやすい時期です。
- ポイント1:6歳臼歯の溝を意識! 一番奥に生えたての6歳臼歯の溝は深く、汚れがたまりやすいです。歯ブラシの毛先をしっかり溝に当てて、優しく小刻みに磨きましょう。
- ポイント2:歯の表と裏、両方からチェック! 生え始めの永久歯は乳歯より大きいため、舌側や頬側から永久歯の頭をしっかり磨くようにしましょう。
- ポイント3:フッ素の活用 生えたての永久歯は、まだ歯の質が弱く、フッ素を取り込みやすい状態です。フッ素入りの歯磨き粉を上手に使いましょう。歯科医院でのフッ素塗布も虫歯予防におすすめです。
さいごに
子どもの歯の生え変わりは、お子さまの成長を感じられる大切な時期です。同時に、永久歯を虫歯から守るための大切な準備期間でもあります。
当院では、お子さまの生え変わりをしっかりサポートするため、定期検診時に歯並びのチェックやブラッシング指導を行っています。
生え変わりについてご不安なことや、ご心配な症状がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
学園都市にお住まいで小児歯科をお探しの方はぜひ黒木歯科医院へ
当院は神戸市営地下鉄西神・山手線「学園都市駅」から徒歩2分の立地です。
学園都市にお住まいの方は勿論、神戸市営地下鉄西神・山手線をご利用の方であれば
通いやすい駅近に歯医者がございます。