Periodontal disease
歯周病治療
最新の治療で、歯周病の
原因を取り除きます
歯周病は、「国民の生活習慣病」ともいわれており、40歳で約80%の方が罹患している病気です。
歯周病はそのまま放っておくと大変危険な疾患です。
1日でも永く、ご自身の歯で過ごしていただけるよう、スタッフ一同サポートさせていただきます。
歯周病の症状
歯周病の進行
最新の治療を取り入れた
歯周病治療プログラム
黒木歯科医院では、日本歯周病学会が提唱するガイドラインに基づき、作成されたクリニカルパスにのっとって、お一人お一人に担当衛生士がつき、計画的かつ最新の治療を進めてまいります。
歯周病治療にあたり、まずスタートすることは以下の2点です。
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ご自身の歯周病の現状を知っていただく
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歯周病の原因・治療の流れを
ご理解していただく
歯周病治療は、ご自身によるご自宅でのケアーも大きな治療です。根気よく一歩一歩進めていきましょう。
私たちスタッフもしっかりとサポートさせていただきますので、ご不明点やご心配ごとなどは、担当者にお気軽にご相談ください。
治療の流れ
【プロフェッショナルケアー】
プロフェッショナルケアーとは、歯科医院にて、歯科医師や歯科衛生士が行う専門的な口腔ケアのことです。
歯周病の診査・検査
まずはお口元がどのような状態なのか、ていねいに検査してチェックしていきます。
診査・検査内容は以下の通りです。
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デンタルドック レントゲン検査(パノラマ・CT)・口腔内写真・噛み合わせ検査・歯周検査・位相差顕微鏡をおこないます。
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リスク管理検査 「歯周病菌検出器バナペリオ」を使用して、お口の中の細菌を採取し、約5分で歯周病菌がいるかチェックします。
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臨床検査(オプション) う蝕・歯周病細菌検査、唾液検査をおこないます。
現在の歯の状態や、治療計画についてご説明
検査結果をもとに、患者様に現在のお口元の状態や治療計画をご説明します。
しっかりとご納得いただいた上で治療を始めていきます。ご説明内容は主に以下になります。
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歯周病の進行度について 患者様の現在のお口の中の状態についてご説明させていただきます。
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歯周病の種類について 「成人型歯周炎」「早期出現型歯周炎」「難治性歯周炎」「思春期・妊娠型歯周炎」など、歯周病の中でも種類があります。
どれに該当するか診査・検査し、ご説明させていただきます。 -
治療の目標について 患者様によって異なりますが、主に、炎症の消失・アタッチメントロスの停止・病的ポケットの消失・口腔内クリーニング、となります。
治療
治療計画が確定しましたら、治療を始めていきます。
主な治療内容は以下のとおりです。他にも、アジスロマイシンを投与したり、レーザーを使用して歯周病菌を徹底的に除去していきます。
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歯肉縁下バイオフィルムの除去
(4〜6回) -
PMTC -
噛み合わせの調整 -
不適合な人工物の除去と仮歯・仮入れ歯の作成
治療の再評価
治療後、歯周ポケットの状態を検査して、歯周病がどれくらい改善されたか、ご提案したセルフケアが継続されているかなどを再度評価します。
再評価の結果をもとに今後の治療計画についてご相談し、治療の進め方を決めていきます。
メインテナンス
治療が完了しても、歯周病は再発やすいため油断はできません。
歯を歯周病から守り、健康な歯を維持するために、定期的にメインテナンスを受けましょう。
セルフ(ホーム)ケアー
セルフ(ホーム)ケアーとは、毎日の歯磨きや食事コントロールなど、患者様がご自宅でおこなうケアのことです。
歯周病の治療・予防には、患者様によるセルフ(ホーム)ケアーが非常に重要となってきます。歯科衛生士が、患者様それぞれに合ったケアの方法をご指導させていただきます。
プロフェッショナルケアーとセルフ(ホーム)ケアーの両方をおこなうことで、予防効果が高まります。
セルフ(ホーム)ケアーでおこなうこと
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毎日の歯磨き -
歯磨剤・洗口剤の使用 -
プレバイオティクス・プロバイオティクス -
食育(糖質制限・食物繊維・ビタミン・ミネラル・腸活) -
生活習慣(食事・間食・ストレス・全身状態 など)
歯周病は、歯周病菌などの細菌がお口の中で定着することで、歯ぐきや骨に炎症を起こす病気です。
始めは「歯肉炎」という歯周病の第一段階から始まります。症状が進行していくと、やがて歯根膜や歯槽骨が少しずつ破壊され、この状態を「歯周炎」といいます。「歯周炎」は、軽度・中度・重度という段階で進行していきます。
症状が重くなると、歯を支える骨(歯槽骨)が溶けてしまい、最終的には歯が抜けてしまうこともあります。
また、歯周病は痛くないので気付きにくく、いつの間にか進行してしまっていることが多いです。少しでも気になるところがある方は、お早めにご来院ください。